プレステ3の発売日と価格 |
プレステ3は2006年11月11日に日本国内でのみ発売開始されました。アメリカでは11月17日に発売され、今後、2007年3月にヨーロッパでの発売が予定されています。価格は日本では20ギガハードディスク内蔵型で49980円、60ギガハードディスク内蔵型はオープン価格となっています。当初のプレステ3の発売予定価格は62790円でしたが、あまりにも高すぎると非難轟々だったため、発売日1月前になって急遽49980円に価格を下げました。この値段でもまだ高いという声が多いですが、最新技術を導入しているプレステ3ですから、いたし方ないのかもしれません。 |
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プレステ3のスペック |
プレステ3は、最新技術を導入していると何度も述べているように、ただのゲーム機以上のスペックを有しているといっていいと思います。 ・ハードディスクを標準装備ハードディスクは、コンピュータには当たり前のようについている機器ですが、プレステ3はこの機能を標準搭載しました。これにより、ゲームのセーブデータや、ダウンロードしたファイルの保存、ゲームファイルをインストールして高速動作させるなどが可能になりました。 ・インターネットに接続可能これは、同じ世代の他のゲーム機にも搭載されており、特にイニシアチブを取れるものではありませんが、プレステ3もインターネットに接続することが可能です。また、プレステ3発売に合わせ、プレステ3専用のホームページも開設されました。 ・ブルーレイディスクを搭載プレステ3は従来のDVDに加え、ブルーレイディスクという次世代DVDを搭載しています。次世代DVDにはこのブルーレイともう一つHD DVDというのがあります。ブルーレイとHD DVDはどう違うのかといわれると難しいのですが、ビデオのVHSとベータの違いみたいなもんです。ただし、未だにどちらが優勢になるかは不透明で、将来的にどうなるかは予断を許しません。 ・プレステ・プレステ2の上位互換を実現プレステ2は、プレステとの上位互換を実現したことにより、家庭用ゲーム機シェア争いで勝利しました。当然、プレステ3においても上位互換機能を有するであろうことは予想されていましたが、プレステ3は予想に反することなく上位互換を実現しました。これにより、プレステ時代から続く膨大なソフト資産を引き継ぐことになりました。 ・画像表現力・処理能力を強化ハードが新しくなると、機能が強化されるのはある意味当然なのですが、プレステ3もこの機能の大幅強化が行われています。画像もプレステ2のときよりもきれいになり、処理速度も向上しているのでストレスなくゲームをプレイできると思われます。ただ、他のハードでもそうですが、本格的な機能を引き出したソフトが販売されるまでには時間がかかりそうです。 |
プレステ3の問題 |
プレステ3は、発売前から、また、発売後であっても様々な問題を引き起こし、一部では相当批判されています。勿論、目立つからその分批判されることもあるでしょうが、それだけではない部分もあります。 ・初期販売台数の減少プレステ3は、発売日には相当数を供給すると思われましたが、実際に販売されたのは約8万台でした。これは、プレステ2の初期販売台数の10分の1以下です。秋葉原などの量販店には、買えるかどうかもわからないにもかかわらず、長蛇の列ができたことはテレビのニュースでも取り上げられ、話題になりましたね。各小売店も、発売日当日は予約者のみに限定して販売し、一般販売はなしだったところも多かったようです。この品薄状態を利用して、プレステ3を購入即ネットオークションで転売するという輩も現れました。まあ、これは別にソニーが全面的に悪いわけではありませんが。中にはわざと品薄にして販売意欲を煽ってるなんて言う人もいますけどね。 ・プレステ3のソフトが少ないどんなハードであっても、発売当初はソフトの本数が少ないのは仕方のないところかもしれませんが、プレステ3はハードと同時発売されたソフトが5本しかありません。そして、売れてません。まあ、本体が10万台ないですし、頭から転売目的で買ったと思われる人間が結構いたようですから、ソフトが売れないのも仕方ないかもしれませんが。発売当初、ゲーム機よりもDVD再生機として注目されたプレステ2ですら、10タイトルが本体同時発売されています。今後発売予定にあがっているプレステ3用のタイトル数も少ないです。「これから増えてくるんだよ」という意見の人もいますが、事はそう単純ではないのです。 ・プレステ3のソフトは高額で種類が少ない?プレステ3本体は、価格を下げてしまったこともあって、1台売れると数万円の赤字が出ると言われています。当然、プレステ3が普及すれば普及するほど、ソニーの赤字は膨らんでいくことになります。プレステ3の生産コストが順調にダウンしていけばいいのかもしれませんが、数万のコストを下げるのは並大抵のことではなく、劇的なコストダウンはしばらくは無理だろうというのが一般的な見方です。ハードの赤字はソフトで回収しようとするでしょうから、プレステ3のソフトの値段は上がっていくものと思われます。現に、インターネットにつないで遊べるタイプのゲームは、かなりの課金が行われる予定になっています。また、プレステ3は、機能があまりにも豪華なため、プレステ3用のゲーム開発には膨大な技術力と資金力が必要であり、一部メーカーしかプレステ3ソフトは制作できないだろうとも言われています。これはプレステ2の時にも指摘されていたことで、結果的に解消されましたから、プレステ3でも解消される可能性はありますが。 ・上位互換が完全には実現されていないプレステ3に限った話ではありませんが、新しい機械というものは初期不良という問題を抱えています。プレステ3も発売直後に、その初期不良が明るみになりました。プレステ3はプレステ・プレステ2の上位互換を実現しています。ソニーの人間が、Xbox360を例に挙げて、「完全な上位互換を取ることが必要だ」などと話していたことからも上位互換にこだわったことが伺えます。しかし、実際はプレステ3で通常動作しないプレステ2ソフトが多数見つかります。プレステ2発売の時にも同様にプレステのソフトが動作しない問題がありましたが、その時は数十本の問題だったのに対し、今回は数百本単位の問題です。プレステ3の商品説明に「プレステ2の上位互換を実現」と明記してある以上、これでは完全なる不良品であり、場合によっては詐欺とされかねない事です。しかしソニーは、プレステ3購入者の神経を逆なでするような発言を行い、まともな対策を行っていません。これは、Xboxが日本市場で失敗した時(ディスクに傷がつく欠陥を仕様と言い張り対策をしなかった)と非常によく似ています。 ・ほぼ同時期発売の任天堂Wiiに負けている部分が多いプレステ3発売後の2006年12月に、任天堂から新ハード「Wii」が発売されます。DVD機能がついていない代わりに、本体価格が25000円と破格の値段です。本体同時発売タイトルとして16タイトルを用意しています。Wiiは日本に先行してアメリカで発売されましたが、発売後の8日間で60万台を売り上げており、日本での予約状況も好調で、かなりの台数が売れると推測されています。対するプレステ3は未だに本体の安定供給のメドが立っておらず、年内には販売できてもトータル20万台程度ではないかとも言われています。プレステ3がWiiに勝っている部分はDVD機能とブルーレイディスク機能程度で、そのほかの部分はほとんど負けている状態です。ソフトに関してはプレステ3には膨大な資産があるのでそれほど問題にならないかもしれませんが、先ほど述べたように上位互換機能に問題があることから、今後の対応次第ではプレステ3はゲーム市場で敗北する可能性すらあります。 |
今後プレステ3はどうなっていくのか? |
プレステ3は今述べたように、様々な問題を抱えています。特にゲーム機という次元を超えてしまった価格設定は致命的になるかもしれません。プレステ・プレステ2と市場を独占してきたプレステ陣営ですが、先行きは決して明るくありません。競合他社(任天堂・マイクロソフト)もそれを感じ取り、今までプレステ陣営でソフトを供給してきたメーカーを自陣営に引き抜いており、成果をあげつつあります。プレステ3は、今までのように、出せば売れるというハードではなくなるでしょう。プレステ3が今後もシェアを維持するためには、安価で安定してプレステ3本体を供給すること、それに合わせてプレステ3購入意欲を抱かせるソフトの発売が必要になってきます。プレステ3本体の供給に関しては時間が解決してくれるでしょうが、問題はソフトの方です。プレステ3は他のハードを凌駕するポテンシャルを持っているのは事実ですが、そのポテンシャルもそれを引き出すソフトがあっての話です。そんな中、プレステ3をいかにして普及させていくのか。プレステ3側の経営手段が問われます。 |
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